小さな企画展
小さな企画展「心平の愛した花々 「冬の花」編」
会期 2026年1月2日(金)~3月29日(日)
休館日 毎週月曜日、1月13日、2月24日(1月12日、2月23は開館)
観覧料 無料
冬の訪れや冬の庭・山野を彩る花々たち。心平の詩や随筆とともにその花々の名前の由来や方言・花言葉、そしてエピソードをご紹介します。また、その花を詠んだ和歌や俳句もご紹介します。
展示一覧
1 ホトケノザ(和名:仏の座、シソ科)【冬の朝の散歩『太陽は東からあがる』1970年】
2 ホウレンソウ(和名:菠薐草、ヒユ科)【盆地の冬『四十八年ジッグザッグの―拾遺詩集―』1973年】
3 ツワブキ(和名:石蕗、キク科)【梅・水仙・南天『草野心平随想集 わが生活のうた』1966年】
4 シクラメン(和名:豚の饅頭、篝火花、サクラソウ科)【雑詠抄『原音』1977年】
5 ミスミソウ(ユキワリソウ)(和名:三角草、キンポウゲ科)【雪割草『幻象』1982年】
6 ハクサイ(和名:白菜、アブラナ科)【漬けもの談義『『草野心平随想集 わが生活のうた』1966年】
7 スイセン(和名:水仙、ヒガンバナ科)【梅・水仙・南天『草野心平随想集 わが生活のうた』1966年】
8 マツ(和名:松、マツ科)【松竹梅『侏羅紀の果ての昨今』1971年】
9 タケ(和名:竹、イネ科)【松竹梅『幻象』1982年、たけの子『わが酒菜のうた 洋酒マメ天国 第17巻』1968年】
10 メタセコイア(和名:メタセコイア、ヒノキ科)【樹木の倫理『乾坤』1979年】
11 チャノキ(和名:茶の木、ツバキ科)【茶の花『国鉄情報 No.8』1948年、冬の詩集―少年少女諸君におくる―『げんげと蛙』1984年】
12 マンサク(和名:満作、マンサク科)【朝の散歩『止らない時間のなかを』1976年】
13 ヤツデ(和名:八手、ウコギ科)【離れの小庭『廃園の喇叭』1923年】
14 ウンシュウミカン(和名:温州蜜柑、ミカン科)【くだもの 三つ『げんげと蛙』1984年】
15 カラマツ(和名:唐松、落葉松、マメ科)【冬の詩集―少年少女諸君におくる―『げんげと蛙』1984年】
16 アセビ(和名:馬酔木、ツツジ科)【冬ゆるむ『太陽は東からあがる』1970年】
17 ユズリハ(和名:楪、ユズリハ科)【アンコウ『火の車随筆』1955年】
18 ヒイラギ(和名:柊、モクセイ科)【冬の曇る日『定本 草野天平全詩集(新装版)』1987年】
19 サザンカ(和名:山茶花、ツバキ科)【山茶花『マンモスの牙』1966年】
20 ナンテン(和名:南天、メギ科)【風景『文藝大学三月号 第二巻第三号』1948年】
21 ロウバイ(和名:臘梅、ロウバイ科)【元旦『四十八年ジッグザッグの―拾遺詩集―』1973年】
※( )内は和名及び科、【 】内は、作品名、掲載本及び掲載年。