スポット展示

スポット展示「猪狩満直―北海道時代の詩作―」

会期 2026年4月10日(土)~6月21日(日)
 詩人・猪狩満直(いがり・みつなお)は、明治31(1898)年5月9日、福島県石城郡好間村(現在のいわき市好間町)川中子に生まれました。
 1歳で父と死別し、翌年、母が実父の弟と再婚。19歳頃から義父をめぐる葛藤が高じてキリスト教に救いを求め、大正6(1917)年に受洗、聖書研究に没頭します。この頃より文学にも傾倒し、自らも詩を書き、絵を描くようになります。
 大正11年に満直が創刊した謄写版印刷の詩誌「播種者の群」には、吉野せい(1899~1977)の夫三野混沌(1894~1970)や草野心平(1903~1988)らも寄稿しました。
 大正14年4月、満直は、政府の北海道移民募集に応募し、妻子とともに現在の北海道釧路国阿寒郡舌辛村25線(現在の釧路市阿寒町)で開墾生活に入りました。
 この頃の満直は、義父との確執も険悪の度を加え、生活苦に悩まされており、混沌らの反対を押し切っての移住でした。
 「時間空間の意識もない」激しい労働に従事した満直ですが、開墾の現実は厳しいもので、翌年には妻が体調を崩してしまいます。
 一方で満直は、希望に満ちながらも過酷な生活をもとに詩歌をつくり、それらの作品が彼を励ましもしたのです。
 本展では、満直が北海道で刊行した詩集『移住民』(昭和4年 銅鑼社)、『農勢調査』(昭和6年 海岸線社)はじめ、彼が作品を発表した雑誌、そして自筆原稿をとおして、いわきゆかりの詩人の魅力を紹介します。

スポット展示「草野心平といわき市」

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スポット展示「吉野せい」

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スポット展示「河林満」

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